Lyckodalen の星

ふしぎ体験をつづるブログです。

物に宿る魂 ~ 古いものと出会う時

 
ピカピカの新しい物ではなく、誰かのもとを経由してやってくる古い物。使いこまれた道具そのものの古いトルソーとの出会い(※)もありました。古い物と出会うなかで、物に宿る魂があることを深く感じています。  ※このときのエピソードは、 イメージ通り! 古いトルソーがやってきました でご紹介しています。
 
 

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アンティーク市へ
 
定期的に開催されるアンティーク市。見てまわっていると、私の手に、足に、すがりつくように触れてきて、自分が宿る物のところに引き戻そうとする力を感じるときがあります。ハッとして振り返った先には、赤い着物の日本人形が仰向けに寝かされていたり、いくつも並ぶ鼻煙壺のなか1つだけがカタカタと揺れて呼んでいたり、私に向けられる視線にドキッとします。
 
この人なら愛してくれそうだと思うのでしょうか。どうやらそうでもなく、通る人、通る人、手当たり次第に飛びついて、見て見て見て、と積極的にアピールしているようです。こういう積極性はまだ分かりやすいのですが、苦しくてたまらないのでしょうか、重たい存在が背後から乗りかかろうとしてくるときがあるのです。
 
こういうときは、細い息を吐きながら振り払うようにその場を離れ、階段の上など、アンティーク市全体を俯瞰できるような場所から集う人々の様子を眺めます。楽しそうに店主とやりとりしている姿に、ああいうふうに私も過ごしたいのだけどなぁと、残念な気持ちに。仕方ありません。また次の機会に。
 

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この出会いは、吉? 
 
気になる、心ひかれる物に出会うときがあります。店主の了解を得て、手にとり触れてみます。こんにちは、はじめまして。
 
とくに何も感じないなー。
 
実はこれが、私の思うベストな状態(笑) 古い物だけどクリアで明快、新しい始まりを感じます。あまりにも何も感じないときは、宿るものもなく空っぽになったんだろうか、と思うこともありますが・・・。これとはまったく異なり、触れながら暗いと感じたり、光を感じないときは、気になるものであってもあきらめます。初対面で感じる印象は大切です。
 
では、ネットショップやオークションなどお店に行けない、触れて判断できないときはどうしたらいいのでしょう。
 
そんなときはもう直感しかありません(笑) 家にやってきたときのイメージがイキイキと思い浮かぶかどうか。大丈夫、と決断したのに、それでもやっぱり、何度か失敗しています。
 

受け入れ準備と、第一印象
 
古い物が家にやってくるときは、フランキンセンスのブレンド香や、浄化作用があるといわれるホワイトセージのミストなど、その時に選んだ香りで部屋を満たし、歓迎!しています。前の持ち主と離れ、見ず知らずのところにやってきてさぞかし心細いだろうと思うのです、物も。安心してね、と伝えたくてやっているのですが、開封した瞬間に、暗い、よくない、と感じ、不安になったことがありました。
 
そこで試したのが、
 
・空間に浄化スプレーを噴射する
・クリアな水で洗浄する
・お祓い塩で清める
・ガーネットで邪気をとる
・早朝の太陽にあてて陽のエネルギーを与える・・・
 

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数日にわたり、浄化をキーワードにあれこれ試し、もうそろそろいいかな? ちょっと安心してきたころ。夜。電気を消してベッドでスマホを見ていたら、画面の前を白いタバコの煙のようなものがス~ッ
 
うわっ!
 
このただよう白い煙に心当たりがあるとしたら、浄化できたはずのあの古い物、あるいは、今夜新宿で飲みすぎたからかーー。第一印象で感じた不安がこういう形であらわれるなんて。
 
今ふり返ると、購入しようとしたときにどういうわけか決済がうまくいかず、問い合わせてやっと後日購入できた品なのですが、スムーズに物事が進まずストップするときは無理に進めようとせず考え直して、という知らせだったのかもしれません。その後、お祓い塩とともに包み、処分したのでした。白い煙もあらわれていません。
 
 
失敗&チャレンジ

触れて判断できないとき、積極的に選ばない物があります。それは、アクセサリーとお人形です。私自身、身につけると思い出がよみがえったり、守られていると感じるラッキーチャームだったり、長年そばにいてニックネームで呼んでいたり、特別な思い入れがあるからです。前の持ち主の思い入れが強すぎると、物もかつての持ち主のもとに戻りたがり、仕方なく手放すことになりかねない、そう思っています。
 
それなのに! ネットでひと目惚れした古い像に心奪われ、この出会い、自分の直感にかけてみよう、と思ってしまう、どうしようもない根っからのチャレンジャーなのです。
 
そのアンティークのお店にカートはなく、取引はメールの問い合わせから始まります。これまでは、思い立っても最初のメールがうまく送れず、私にとって何年たってもお買い物ができないお店でした。ところがこのときは、スマホからのメールがちゃんとお店へ届くという奇跡が。そして訪れた、開封のとき。厳重な包みをとくと・・・
 
あっ! 頬がこけて青ざめてる!
 
暗い包みの中で不安なままの長旅、さぞかし疲れたことでしょう。あたたかいお湯をそっと手でかけ、お風呂上がりのバスタオルのようにふわふわガーゼで包んで水滴をふくと、青白かった頬にバラ色が戻り、ほっとしたような表情に見えました。そのときです。隣で像を見ていた夫が
 
「あ、いま笑った?」
 
と言うのです。よかった、安心してくれたんだね。新しい場所は、不安なもの。それは物に宿る魂にとっても同じ。ここに来てよかった、うれしいと物にも感じてもらえるように、愛情をそそぎ、大切にしてあげたいと思います。そしてこのとき私は、気付いたのでした。自分の手に代わって古い物に触れ、選び出す魔法の手を持つ信頼できる店主と出会えたことに。
 

 

 
物がごみとなっても
 
夫は、ふつうのごみ出しのときも、リサイクルに出すときも、ごみに「どうもありがとう、またいつか会おうね」と、感謝の念をおくっているのだそうです。なぜなら、それがないと生活できなかったから。焼却されたり、分解されても、形を変えて物は残る。いつかまたどこかで再会するかもしれない。だから、ありがとう、またいつか会おうね、と送りだすのだと。輪廻転生。生まれ変わり、か・・・。いつかまたどこかで。この気持ち、忘れずにいたいと思います。
  

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